2015年6月21日日曜日

「ラストコップ」を見たから感想を書く!!



どうも、ShinyaDDです。

なんとなくhuluでやっていたので見てみようと鑑賞したこの作品。調べてみると結構画期的な作品であった。僕はただの地上波でやっているドラマの見逃し的なものかと思っていたらどうやらそうではないらしい。なんとhulu独占で作ったドラマなのだ!!

配役が豪華なのでてっきり地上波のものだと思っていた。地上波のドラマと遜色なく見ることができた。てか気づかなかったぜ。じゃあ感想を書いていきます。



ラストコップ概要


現在2話まで公開されていて、毎週金曜日に追加される見たい。

視聴方法は、huluを契約していないとダメ。huluってのはインターネット動画配信サービスなんだけど、よくわからない人はググってくれ。

http://www.hulu.jp

感想なんだけど確かに豪華だ。主役の唐沢寿明にしろ、脇の佐野史郎とか田山涼成、ドラマの脇役で人気の松尾諭、ヒロイン的な存在に佐々木希なんかでてるから、空サイン金の地上波ドラマの見逃しだと思っても仕方ないだろう。

あらすじ


ストーリーとしてはある事件の爆発で30年昏睡状態にあった豪快刑事、唐沢寿明が目覚める。そして、現在のネットを使った軟弱刑事とタッグを組み事件を解決していくって話だ。

感想


この流れから、今の人間は軟弱だ。だとか、昔は良かったのような話をされるんだろうなぁ〜と思っていたら結局その通りだったw

いや、頻度としては多くないんだけどネットじゃなくて足で稼ぐといった捜査を進めるのはいいけど、それだけって構図は如何なものかと。

「効率」VS「精神論」って構図古すぎね?


これって、もっと抽象化するとネットでの捜査が「効率」。現場100回の足で稼ぐってのが「精神論」とすると、ドラマの主張は「現在は効率重視になりすぎている。精神論を見直す時期に来てるんじゃないか」ってことなんだろうけど、実際の世の中はもっと効率化していかないといけないことだらけじゃないかな。

話の構成も古いだろ!


それに、ストーリーの構図だって「昔のやり方の方が盲点を付きいい成功する」って古すぎんだろ。踊る大捜査線ってのはベタ、王道をあえて破ることで人気となった作品がある。第8話「さらば愛しき刑事」では、この構図を破って昔のやり方より、ハイテク捜査の方が上手で事件解決できるって結末を迎える。その上でちゃんと「精神論」の素晴らしさを説いている。


せっかく新しい形式なんだから「懐古」はやめて〜


hulu主導のドラマ制作。せっかくテレビ界の新しい幕開けを見せる時に、こんな古いテーマ、構図をもってくるなんて結局テレビ局側は「昔は良かったよね」としか思ってねーんじゃねぇかとすら思う。そら、テレビ局側は良かったのかもしれないが多様化が実現した現在の方がユーザーとしてはありがたい。解雇はやめて「斬新」「改革」といったテーマで作品を作って欲しかった。

最後に…


とはいえ、プロが作っているので見れてしまうのはさすが。特段面白いってわけじゃないけどテレビで付いていたら見てしまうって感じかな。けれど、これはネットの動画だ。その動画を視聴するまでは能動的に選択をしなければいけない。待っているだけじゃ見ることのできない番組なんだからもうちょっと見たくなるようなテーマにしてくれたらよかったのにな〜と思う。

ただ、テレビ局がとうとうネットに本格的に進出し始めたって事は、期待したい。海賊動画を批判する前に自ら動画をあげてユーザーの声に応えるって方法を頑なに取らないテレビ局。その頑固さに一つ穴が空いたかなと全体を通して思いました。次は斬新なやつ期待します。

以上、ShinyaDDでした。




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