2013年2月20日水曜日

WEBサービスを開発するに至った経緯


前回の記事に書きましたが、僕は「モノを人に譲ったり、貰ったりするWEBサイト」を作っています。今回は、そのサイトを作ろうと思った理由について書いていきたいと思います。

働く事への意味、疑問
 僕はここ数年、働く意味について疑問を持っていました。なぜ僕がやらないと行けないのか?僕がやらなくでもいいんじゃないか?技術が進んでいるこの時代に、なぜ自分の好きな事をとことん時間を気にせずできないのか?そんな疑問が漠然と心の中にありました。

職業を選ぶときもどれもピンとこず、職業を持ってからも、この仕事に全力を注ぎ込む事はできないなぁ~とその時々の仕事にも疑問を持っていました。仕事とプライベートを完全に分けて、プライベートで好きな事を思う存分しようと思ったのですがそれもなんか違う気がしました。

そんな時に、たまたま見ていたニコニコ動画で岡田斗司夫さんの「ニコ生ゼミ」という番組を見て今まで疑問に思っていた事が言語化できたというか自分が何をすべきかがわかった気がします。それが現在製作中のサイトです。もう少し具体的に書いていきます。

「お金はオワコン」という考え方
 岡田斗司夫さんが言っていたのは「ニートでいい10の理由」といった話でした。僕もニートにはなんかすごく魅力を感じています。社会的には非難される対象であることは重々承知しているのですが、どうも絶対悪であるようには思えない。逆にこの時代の的を得ている、正義な気すらする。だが、なぜそう思うのかがわからない。その疑問を岡田さんが語っていたので夢中になって聞き入れました。

その時語っていたので印象深かったのは「お金はオワコン(終わったコンテンツ)である」ということです。この言葉を聞いて僕の疑問がすべて解決した気がしました。その番組で岡田さんが語っていた事とは若干違いますが、僕がなぜお金がオワコンと言う言葉に納得したかというと、それは技術の発展にあります。

僕が作ったソフトで仕事を失う人が出て来る
当時、僕はプログラマという職業に就いていました。パソコンのソフトを開発する仕事です。仕事内容を広くとると、世の中の業務を効率化する仕事です。それは、僕が作ったソフトで仕事を失う人が出て来る事を意味します。そうでなくても、世の職業は時代を重ねる事に技術の発展とともに効率化されていきます。その効率化が働く事によってお金を貰うという公式を壊し始めているのではないでしょうか。

技術は仕事を奪う
労働者として技術の発展で業務はどう変わったのか。昔はバスの燃料計算に3人がかりで数日かかっていたそうです。しかし、今はやり方によればコンピュータで数分です。リアルタイムで計算結果を算出できる方法もあるでしょう。コンピュータの登場、普及により確実に便利になっているのにも関わらず、この例では二人、首になります。技術の発展で便利になっても従業員の仕事量は減るのではなく担当範囲が広くなるだけで勤務時間、疲労量は変わりません。職種によっては物を作り上げるというような仕事の楽しみを奪われ、後は面白くない部分の労働を人間がフルタイムでこなしているといった事もあるのではないでしょうか。

技術があがるほどモノは売れなくなる
消費者としてみると今は何気なくスマートフォンを持ち歩いていますが、そのスマホには音楽プレーヤー、地図、カメラ、ビデオカメラとざっと考えただけでもこれらの機能がついています。あ!もちろん電話の機能もありますね。あんな小さいもですが、すごく多機能なです。スマホ一つでそれらのものを買う必要がないのです。コンビニのスイーツは年々進化を続け、高級スイーツと遜色無いくらいまでおいしくなっています。「高級スイーツ買うならコンビニのスイーツでいいや」という意見はそこまで極端な例では無いような気がします。技術があがるほどモノは売れなくなります。現在はその過渡期では無いでしょうか。

画像の男性は30年前の物に囲まれているらしいです。
今はスマホ一つでこれ全部持ち歩けます。

結論、やはりお金はオワコン
技術があがるほどお金が回りにくくなる為、人々の生活は不安になります。技術向上は確実に人々の生活を豊かにするはずなのにお金が絡むとそれを疎ましく思う人が出てきます。それはおかしい。そこで、お金はオワコンという結論に達したのです。

では、どうすればいいのか。僕なりに考えたの事を次回書きたいと思います。




0 件のコメント:

コメントを投稿